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これからコンサルティングファームへの転職を検討されている方の中には、迷われている方も多いのではないのでしょうか?
・都合の良い転職先を紹介するだけじゃないの?
・転職エージェント経由だと給与がさがるってきくけど・・・
今回の記事ではそうした皆さんの不安を解消すべく、転職エージェントを活用する場合のメリット・デメリットを筆者の経験を振り返りながら纏めていきたいと思います。
転職エージェントを活用するメリット
個人的には転職エージェントはうまく使い倒せば転職活動を成功させる上で有用だと感じています。以下に記すメリットを、
で享受できます。
業界の転職事情・求人状況を詳細に把握している
コンサルティングファームの転職に特化したエージェントの場合は特に、業界の転職事情や各ファームの求人状況をタイムリーかつ詳細に把握しています。各ファーム・部門の採用担当パートナーとのコネクションがあり、定期的に情報交換をしているからです。僕自身が転職した際にも、ファームごとの採用方針や求められているスキル・経験等を事細かに教えてくれ、ファームごとの転職面談対策をたててもらいました。
給与・条件交渉を代わりにやってくれる
意外と重要なのがこちらです。仮に転職エージェントを活用しなかった場合、給与・ランク・入社時期等の調整は全て自分でやる必要があります。新卒であれば一律同じランクで同じ給与なので交渉の余地がありませんが、中途の場合は経歴も様々なのでたとえ同じランクだとしても給与の額が大きく異なります。
転職エージェントを活用すれば、相場観を把握した上で、前職時代の給与水準を踏まえて上手に転職先と交渉してくれます。僕のケースも、コンサルタントランクで採用されたのですが、転職時の給与はコンサルンタントランクの中ではMAXの額となり、転職前と比較して100万円以上の年収Upになったのです。
※コンサルティングファームの場合、ランク毎に給与のレンジが定義されており、その範囲内で実力や経験を踏まえて調整します。
自分で交渉する場合には相場観もつかみにくいですし、強気の交渉をした結果、それなら不採用となるリスクもあるだけに、転職エージェントが間に入って取り持ってくれることはプラスに働きます。
応募書類の添削やケース面接対策をしてくれる
新卒採用の場合には大学の先輩に依頼したり、OB訪問で社会人に依頼したりすることで書類の添削をすることができたと思います。中途採用の場合には、転職エージェントがその役割を担ってくれます。
数多くの転職者をサポートしてきた経験を活かして、書類選考の通過率を高めるために添削をしてくれたり、面接(ケース面接含む)の対策をしてくれます。
僕の時も各ファーム・部門ごとにアピールすべき点を明確化してくれ、ケース面接対策も入念にしていただきました。
転職エージェントを活用するデメリット
転職エージェントを活用することで様々なメリットが享受できることを説明しましたが、デメリットはないのでしょうか。僕自身が活用したことで実感した注意すべきポイントを纏めてみました。デメリット・注意点を念頭にエージェントを活用することが転職への近道です。
キャリアコンサルタント選びを間違えると大変
転職エージェントを活用すると、必ず担当のキャリアコンサルタントがつきます。基本的にはこのキャリアコンサルタントが転職活動をサポートしてくれるのですが、正直当たり外れがあります。
知識量、経験、コンサルティングファームとのコネクション等、キャリアコンサルタントの実力次第では転職活動がうまくいかない場合もあります。当然、人と人ですから相性もあります。僕の周りでもキャリアコンサルタントと折り合いがつかず、何社も転職エージェントを転々としている方がいました。
転職エージェントは転職先ファームからの報酬を得るビジネスモデルであることを理解する
転職エージェントはボランティアではなく企業ですから、儲ける必要があります。転職活動をする候補者は一切の費用を支払うことなくメリットを享受できますが、それらの活動を支えているのは転職先ファームからの手数料です。
転職に成功した候補者の年収の数10%もの報酬をコンサルティングファームは支払っているのです。なので、転職エージェントは転職を成功させればさせるほど売上向上につながるのです。
- 転職のしやすそうなファームを紹介
- 報酬が多いファーム(=より人材難のファーム)を優先的に紹介
等の行動をしてくる転職エージェントも時にはいるのです。
適切な転職エージェントを見分けることができる判断力が求められますね。
まとめ
- 転職エージェントをうまく活用することが成功への秘訣
- 完全無料で「業界情報」、「書類選考・面接対策」、「条件面の交渉」をサポートしてくれる
- ただし、転職エージェントのビジネスモデルを理解した上での冷静な判断は必要
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