プロジェクトの決まり方


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これも気になるところですよね。コンサルタントのプロジェクトアサインは誰がどのように決めているのでしょうか?今回の記事ではその実態について書いていきたいと思います。

アサインを決めるのはマネージャー

あれ?役員じゃないのと思う方もいるでしょうか?

コンサルの世界はプロジェクトベースで動くのでそうなるとプロジェクトをリードするマネージャーが提案・人材確保・プロジェクトデリバリー全てを引っ張ります。もちろん最終責任者として役員も後ろに控えており、何かあったときに相談にものってくれますが、基本的なスタンスとしてはマネージャーが全てを決めます。

プロジェクトアサインは需要と供給のバランスで決まる

いきなり結論を書いてしまいました。なんのこっちゃ?という方もいらっしゃるでしょう。丁寧に解説します。ここでの需要・供給はプロジェクトのアサインを決めるマネージャーやパートナーの立場での言葉とお考え下さい。

需要側

プロジェクトが決まるとマネージャーはそのプロジェクトに必要な人間を集める必要があります。その要件が例えばこのような形で出てくるとします。

  • 英語Nativeレベルの人が欲しい
  • 自動車業界のプロジェクトを経験した人が欲しい
  • (採算的には)コンサルタントランクがいい
  • 人数は2名
  • ・・・

マネージャーはこの条件に当てはまる最もいい人を集めようと社内調整に入るのです。

供給側

これはスタッフとしてプロジェクトにアサインされる側の立場ですね。
供給側はこのような整理ができます。

  1. 空き状況
  2. 能力
  3. 本人の希望

①の空き状況は当たり前ですね。現時点でアサイン中のプロジェクトがあって、当面そこを離れることができないのであればいくら能力や希望があっても難しいでしょう。

②の能力は過去の評価実績や過去の上司からヒアリング、また、場合によってはマネージャーが面接して確認します。能力が求められる要件に足りないとプロジェクト全体に影響するので、慎重に見極める必要があるのです。
コンサルにおける評価制度についてはこちらをご確認ください。

③の希望は皆さん気にするところになるかと思います。「どのくらい希望通るの?」、「嫌なプロジェクトにアサインされるの?」不安ですよね。ケースバイケースではありますが、僕の持論はこうなります。

能力・実力があれば、いずれ希望は通る

100%最初から希望が叶うというと嘘になりますが、実力がある人はどんなプロジェクトにアサインされても結果を出します。そうなると頑張ってるスタッフを報いようと上司を動かせる可能性も高くなるのです。結果として、希望するプロジェクトに1~2年単位でみるとアサインされるケースはよく聞きます。僕もそうしてきました。

希望の伝え方

先ほど、希望を伝えて実力を発揮していれば希望が叶うと書きましたが、ではどのタイミングで希望を伝えるのか気になる人も多いのではないでしょうか。コンサルファームによって多少の差はあるかもしれませんが、概ね同じだと思います。僕の場合、2社経験していますが、どちらもほぼ同じでした。

  1. 評価面談
  2. カウンセラーとの面談
  3. カジュアルな場での会話

大まかにはこの3つのやり方(正確には組み合わせ)になってくると思います。
まず正式な場として用意されているのが①の評価面談です。コンサルファームにもよりますが、最低年に2回ほど、評価結果を伝えられる評価面談が行われます。この時は各自についている担当パートナーとの時間が設定され、評価の結果とこれからやりたいことをざっくばらんに話すことができます。

②のカウンセラー面談も似ていますが、①の評価面談が評価を直接下す上司との面談であるのに対し、②はプロジェクト上は直接かかわりがない人がカウンセラーになっています。つまり、比較的中立的な立場でのキャリア相談にのってくれる人だといえます。

③のカジュアルな場での会話は意外と効いてきます。部門や会社、また役員の性格にもよるので一概には言えないですが、それこそランチや飲み会の場で人事やプロジェクトが決まることも珍しくないです。

「自分のキャリアは自分で作りなさい。そのために上司をうまく使い倒したらいい」

尊敬している上司に言われた言葉として印象に残っています。コンサルの世界はプロジェクトワークだけでなく、キャリアの築き方についても主体性が求められるのです。当然、個人によりコミュニケーションの仕方の好みや得意・不得意があるので、①~③をうまく使い分けて(自分の性格だけでなく、上司の志向も踏まえて)いくことが大切なのです。

コンサルタントに求められる人物像はここでまとめているので読んでください。

現役外資コンサルの就活・転職術

コンサルに求められる人とは自分の部下・チームメンバーにしたい人のこと。具体的には、①行動力、②チームプレーの精神、③論理…

まとめ

  • コンサルにおけるプロジェクトアサインはマネージャーが決める
  • アサインは、需要と供給がマッチすることで決まる

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