新型コロナウィルス(COVID-19)のコンサル業界への影響


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世の中はコロナ一色になっていると思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回のコロナ対応で働き方が大きく変わった方も多いと思います。コンサル業界へのインパクトについてまとめていきたいと思います。

【新型コロナウィルスの影響】コンサル業界の働き方へのインパクト

この記事を書いている時点(2020年4月11日)では東京都をはじめとするいくつかの都道府県を対象に緊急事態宣言が発出されました。この宣言を受け、不要不急の外出を避け、かつ可能な限りリモートワークを活用することが首相から要請されたわけですが、私の所属企業も含めて多くのコンサルティング会社においては実は初期の段階からリモートワークに切り替えて業務を行っていました。

・2月初旬~海外出張の原則禁止
・2月後半~国内出張も原則禁止、クライアントコミュニケーションも含めてリモートワークを強く推奨
・緊急事態宣言後~出社禁止(特別な事情がある時は経営層レベルの承認を取得した上で例外的に出社する)

というのがざっくりとしたイメージです。普段から出張が多い業態でWeb会議・電話会議を積極的に活用していたので、多少の不便はありつつ特に社内のコミュニケーションについてはコロナウィルスが蔓延する前からリモートワーク中心の業務遂行にシフトしていきました。スタッフ全員にPC・スマホが貸与されていることもあり、コンサルタントの働き方としてはそこまで違和感なくリモートワーク中心にシフトできた印象です。

ちなみに、リモートワークの対象はプロジェクト活動だけにとどまらず、採用活動についてもWeb・電話面談に切り替えて継続していました。こちらも特に中途採用ですと今までも遠方の候補者の1次・2次面接は同様の形式で対応することが多かったため、そこまで違和感なく切り替えることができた印象です。(新卒の学生さんにとっては面食らうことになったかと思いますが・・・)

【新型コロナウィルスの影響】クライアント企業の働き方へのインパクト

続いては新型コロナウィルスがコンサルティング会社のクライアント企業の働き方に対してどのようなインパクトを与えたかについて触れていきたいと思います。私自身、複数の業界のクライアント企業を相手に同時並行してプロジェクト活動や提案活動に携わっているのでその時の肌感覚も踏まえて実態をお伝えしたいと思います。

まず、世の中全体としては緊急事態宣言が出された現時点(2020年4月11日)でもなお、リモートワークを活用できている企業の割合は低い状態(10%台)で人との接触を8割減らすべきと政府に要請されている中でも通勤ラッシュは多少の改善にとどまっています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200408-00010005-encount-ent

コロナウィルス問題が発生する前からリモートワークの活用については積極的な活用を叫ばれてきたものの、実態としては一部の企業のみにとどまり、PCやネットワーク環境などリモートワークに必要な環境整備ができていないようです。

私が携わっている案件のクライアント企業のうち、あるクライアントは騒動の初期からWeb会議に切り替える等、スムーズにリモートワークに移行していました。実はプロジェクト自体が海外での新規事業立ち上げをテーマとしていたため、恒常的に海外からメンバの誰かがWeb・電話会議に参加しており、インフラ含めて十分な準備ができていたためだといえます。

一方、別のクライアントにおいてはリモートワークを今迄実施したことがなく、切り替えに難航しています。緊急事態宣言が発出された後も多くの社員が通勤し、我々との会議も対面での状態が続いています。ようやく数日前からリモートワークに切り替えるべくばたばたと環境整備を急いでいるとのことでした。

今回の新型コロナウィルス騒動によって「半ば強制的に」リモートワークを導入し始めた企業も多いことと思います。今後の日本企業における働き方改革にいい意味でつながることを期待しています。

【新型コロナウィルスの影響】コンサル業界の業績へのインパクト

ここ数年にかけて日本におけるコンサルティング業界の市場は右肩上がりで順調に成長してきました。新型コロナウィルスの影響で業績に変化が生じる業界が多い中、コンサルティング業界はどのような影響を受けるのでしょうか。

冒頭のパートで触れた通り、新型コロナウィルスが蔓延してから基本的にはリモートワークを活用してプロジェクトデリバリーや提案活動を行っています。既存のプロジェクトについてはそこまで大きな影響を受けていない一方、新年度が始まる4月以降の案件については特に業績が落ち込んでいるクライアントやグローバル関連のものを中心に延期になったという声もちらほらききます。

ただ、こちらの記事にもある通り、コンサル業界の業績への影響としてはそこまで大きくないのかもしれません。(アジアにおけるコンサルティングマーケットは12%減の予測)

https://www.consultancy.uk/news/24151/uk-consultants-fear-coronavirus-will-spark-a-huge-drop-in-fees

影響を受けてしまうテーマがある一方で、BCP・リスク対策・働き方改革支援等、今回の騒動を受けて力をいれる必要がある領域も多いから、とみることもできるかと思います。

まとめ

  • コンサルティング業界においては新型コロナウィルスの蔓延に伴い、他業界に先駆けてリモートワークに移行
  • 一方で、多くの日本企業においてはリモートワークにスムーズに移行することができず、今回の騒動を受けて強制的にでもリモートワークが浸透することを期待
  • また、コンサルティング業界は新型コロナウィルスの流行に伴い、多少のマーケットの落ち込みが予想される一方で、新しいプロジェクトテーマも多くでてくると予想

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