コンサルに求められる人とは?


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最近、OB訪問をよく受けます。visits-ob等の就活生と社会人をつなぐサイトも流行っていますよね。僕の時代にはそんなものはなかったので、時代が変わったなあと思う次第です。そんな就活生と話す中でよく話題にあがるのが、今回のテーマです。

コンサルって、どんな人を求めているんですか?

新卒採用の場合、非常に端的に答えるとこんな答えになります。

「自分の部下・チームメンバーにしたい人」

それは何なんだ、という突っ込みが聞こえてきますね。色々な要素があるとは思いますが、個人的にはこの3つくらいに集約されると思います。今回の記事ではそれぞれについて解説していきます。

行動力

コンサルにおいて、行動力は非常に大事です。逆に指示待ち人間には向いていません。新人だろうがベテランだろうが、常に自分の頭で考えた上で、行動に移す癖がないとなかなかチームメンバーやクライアントからの信頼を勝ち得ることは難しいと思います。

皆さんはこの二人の新人、どちらが評価されると思いますか?

Aさん:指示をを100%正確にこなす。ただし、指示がないと動かない。

Bさん:ミスは多い。加えて、上司の指示に必ずしも従わず、独自のアイディアで仕事を進める。

おそらく事業会社であれば、Aさんが評価されるでしょう。ところが、コンサルの会社であれば、Aさんの「指示がないと動かない」というのは致命的です。逆にBさんのように、上司の意見を100%正と捉えず、自分の頭で考えて行動に移せる人は伸びる可能性があります。(もちろん、ミスが多いのは感心できませんが・・・汗)特にランクがジュニアであるうちは、失敗しながらもどんどん行動に移していく人の方が伸びます。

常に相手が求めていること・本当の目的(必ずしも指示とは一致しない)を想像し、それを実現するために行動に移してみることが大事です。

よくも悪くも「やってみなはれ精神」が根付いているため、例えば社内の制度もコロコロ変わります。僕は今のコンサルに勤めて4年目ですが、その間に評価制度が2回ほど大規模に変わりました。評価の仕方やフィードバックの仕方等々、がらっと変わったので現場は大混乱、しかも混乱している間にさらに変更ということを平気でやってのけます。いいか悪いかは別としても役員含めて、「とりあえずやってみよう、ダメならまた変えればいい」という文化が根付いているのでしょう。

少し脱線しますが、同様の事例として社内の組織もころころ変わります。僕のいる部門は実に毎年名前を変更したり、担当領域を微妙に拡張したりということを繰り返しています。名刺が毎年変わるので大変・・・しかもアルファベット3文字程度の略語なので、傍目には何が何だかという感じでしょう。組織変更の頻度の多さもコンサルならではの文化なのでしょう。サービス内容やクライアントを広げたり、変更したりしながらもこれからの時代においてもなくならない仕事の一つなんだろうなと思います。

「コンサルは将来なくならないの?」

という話はまた別の回でしますね。

チームプレー

「コンサルって、個人の能力さえ高ければ仕事できるんじゃないの?」

これ、よく聞かれます。実際のところどうだと思いますか?

僕の答えはこうです。

「新卒から1-2年くらいはそうかもしれない。けれども、自分さえよければ精神の人は、いくら能力が高くてもすぐに限界がくる」

コンサルはチームでプロジェクトを編成します。プロジェクトの種類や規模にもよりますが、戦略案件だと3名程度、業務・IT系になると10名以上になるようなチームでプロジェクト遂行していくことも珍しくありません。そうなると、当然チームには色々な役割をもった人がいます。例えば戦略案件だとこんな感じです。

  • アナリスト~コンサルタント:作業者として調査・資料作成
  • シニアコンサルタント:ストーリー作成、ジュニアスタッフ作成資料のレビュー
  • マネージャー:プロジェクトの実質的な責任者

下っ端であるコンサルタント以下の時代であれば、自分さえ良ければ精神の人でもうまくいく可能性があります。ただ、シニアコンサルタント以上になってくると部下ができてきます。そうなると、色々なタイプの部下を束ねて、クライアントに対しては会社として一定品質の成果を出す必要があるので、チームをどう運営していくかという力は非常に重視されます。上のランクになればなるほど、同時にこなす案件数がどんどん増えてくるので、どんなに作業スピードが速くても自分ひとりですべてをこなすことは不可能なのです。

論理的思考能力・構造化する力

前の2つがマインドや人柄だったのに対し、最後3つ目は能力に近い話になるのかもしれませんね。コンサルに求められる要素として書いていますが、前の2つに比べると入社後に鍛えられて伸びていく可能性が多い力ではあるので、面接をするときに完璧になっていなければいけないわけでは必ずしもないです。とはいえ、その素養があるかを見せる必要があるので、一定の訓練をしておくとよいです。

こちらの書籍を読めば一つ参考になると思います。

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