【採用担当者が教える】Web面接(オンライン面接)のコツ・注意点6選


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新型コロナウィルスの影響で新卒・中途採用いずれもにおいて業界問わずWeb面接/オンライン面接/リモート面接の機会が増えていると思います。

今回はコンサルティングファームにおいて採用活動に積極的に関わり、年間50人強を面接し、Web面接も多数経験している採用担当者の立場からWeb面接のコツや注意点をお伝えしたいと思います。

コンサル業界のみならず、他の業界にも通じる普遍的な内容になっていますのでぜひご確認ください。

この記事はこんな方にお勧めです。

・Web面接を初めて受ける予定だけど通常の面接と何が違うかわからない
・Web面接に苦手意識があり、うまくいかない

準備編

①接続確認・画面写りは事前に入念に確認する

Skype、Zoom等、企業によっても面接に使うツールは異なると思います。特に初めてのツールを使う場合には事前にそのツールを使って接続状態・画面写り等を確認しておくことをお勧めします。

採用側としてはITインフラのトラブルをマイナスに評価するわけではないものの、面接以前にそういったところでつまづいてしまうと面接に集中できずにパフォーマンスを発揮できない方が散見されています。

なお、Web面接はスマホではなくPCで受けることを強くお勧めします!スマホの場合、画面を固定する必要がありますし、画面も小さいのでやりにくいです。

また、最近のPCであればすでに内蔵されているものも多いですが、「ヘッドホンマイク」と「カメラ」がきちんと機能するかもご確認ください。もしお持ちのPCについていない場合には外付けも可能なので是非ご準備いただければと思います。

参考までに同僚の多くがリモートワーク時に活用しているヘッドホンマイク及びカメラを紹介します。入社後も使う場面が発生すると思うので今から持っておいて損はないですよ!

②静かな環境を準備する

こちらも至極当たり前ではあるものの、できていない方が多いのでポイントとしてあげました。自宅で面接を受けられる場合、同居家族がいる場合には家族と調整を行い、余計な音が発生しないようにしましょう。また、仕方ない部分はありますが、インターホン等も面接途中で鳴ることがないよう可能であれば電源を切っておくとよいです。

もし、自宅でそういった環境が準備できない場合には別の場所を確保するか、遠慮なく企業にその旨を申し出てください。対面面接がNGだったとしても企業の会議室を貸してくれる企業もあるので、面接に集中できる環境が確保可能です。

面接編

③普段よりも「ゆっくり」、「はっきり」話す

Web面接であっても対面面接と聞かれる内容は変わりません。志望理由、学生時代がんばったこと(新卒)、職歴(中途)に加えてコンサル会社の場合はケース面接も実施します。

Web面接は接続状況等にもよりますが、どうしても音声が対面で話しているよりは届きにくいのが特徴です。なので、普段の対面面接以上にゆっくりと明瞭に話すことをお勧めします。特に面接序盤は面接官との会話のタイミングを探りあうことにもなってしまうので、確実に相手に伝えることを意識して話すとよいでしょう。

面接官との会話にテンポ出てきて伝わっていることを実感できた際には徐々に普段通りのスピードで話していきましょう。ただ、声量が小さくならないように常にご注意ください。

④棒読みはバレる

志望理由、これまでの経歴等々ある程度事前に準備ができる質問がWeb面接時にされることも多いでしょう。その際に、Web面接で手元が見えていないことをいいことに、メモらしきものを棒読みする志望者が散見されますが、絶対にバレるのでやめてください。視線の動きや口調で簡単に面接官は見破ることができますし、そういった志望者に限って突っ込んだ質問をすると答えることができずにぼろが出てくる傾向にあります。

Web面接だからと言って準備を怠ることなく対策を行い、自分の言葉で話すことを意識しましょう。

⑤積極的にメモをとる

一見④のポイントと矛盾するようにも見えますが、面接中にメモをとることを意識してみてください。自分自身の話ではなく、面接官の名前・経歴等を自己紹介のタイミングで聞ける可能性があるのでその際には是非メモをとり、面接後半の質疑応答に活かすとよいでしょう。

質疑応答自体は面接全体の評価に占めるウェートとして高くはないものの、通り一遍等のありきたりな質問をされるよりは面接官本人の経験を踏まえた質疑をぶつけたほうが面接官の印象にも残り、評価されやすい傾向にあります。

例えば、こんな質問です。

○○さんは中途で御社に入られたとのことですが、入社前後で御社の印象は変わられましたか?
○○さんは他ファームを経て貴ファームに入られたとのことですが、ファーム間の違いはどんなところに感じますか?
○○さんは△△事業に携わられているとのことですが、御社が△△事業で成功されている要因は何だとお考えですか?

「御社の強みは何ですか?」というありきたりな質問に比べると一歩踏み込んだ質問になり、面接官としても印象に残ります。

⑥入念に練習をしておく

こちらは対面面接とも共通していますが、Web面接に慣れていない場合には本命企業を受ける前に別の企業のWeb面接で十分に練習をすることをお勧めします。

Web面接を初めてやる場合にはトラブルがつきものです。Web面接に慣れていないという理由だけで落ちてしまうのはあまりに残念なので、面接の中身に集中できるよう事前に複数回練習ができているとよいでしょう。

また、実際のWeb面接がなかなか設定できないという場合にはエージェントを活用するのも有効です。

新卒者であれば、キャリアチケットの活用をお勧めします。キャリアチケットは、10,000人以上の就活生が利用しているエージェントで、就活生1人1人にアドバイザーが付き、就活相談やES添削・面接練習等、内定に向けて手厚いサポートをしてくれます。

中途者向けのエージェントについてはこちらの記事でも詳しく解説していますのであわせてご確認ください。

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まとめ

  • Web面接も対面面接も聞かれる内容は同じ
  • Web面接は事前準備を入念に行い、面接自体に集中できるようにしよう
  • 対面面接以上に伝わりにくいことを意識した話し方をすることがポイント
  • エージェントを活用した練習も有効なのでまずはご登録を

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