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これもよく聞かれるテーマですね。今回はこのテーマについて切り込んでいきたいと思います。実際、コンサル=激務というイメージもありますよね。僕もそう思っていました。投資銀行と並んでトップレベルの忙しさでプライベートなどどこにもない、そんなイメージを持っている学生の方も多いのではないでしょうか?この業界に10年ほどいますが、そうしたイメージは必ずしも正解ではないのかもしれません。
平均労働時間
コンサル入社から5-6年目くらいまでの残業時間はこんな感じです。
年次 | ランク | 残業時間 |
1 | アナリスト | 840 |
2 | アナリスト/コンサルタント | 960 |
3 | コンサルタント | 800 |
4 | コンサルタント | 540 |
5 | シニアコンサルタント | 500 |
6 | シニアコンサルタント | 400 |
年々減ってますね。1-3年目まではIT導入をメインでやっていたので、わりと忙しい日々が続いていました。毎日終電近くまで働いて、土日もどちらかは出社することもあったので、このような実績に・・・2年目の960時間はその当時の勤務先での限度でもありました。4年目以降は、戦略や業務案件が増えてきたので、比較的自分でコントロールしやすくなったこともあり、残業時間は減っています。また、昨今の働き方改革の影響もあり、近年はより効率的にアウトプットを出そうという風潮がコンサルにも広がっています。(ひと昔前であれば、長く働いた人ほど偉い、という文化も一部ありましたが、いまはもう流行りません。)
4年目以降で残業時間が劇的に減っている要因はもう一つあります。転職後の現職は残業代が出ない会社になったのです。そうなると人間、同じ給料がもらえるならなるべく早く仕事が終わるに越したことはない、と自然に考えるのでしょうか。周りも含めて、「無駄に」残業をする人はいなくなりました。(やはり、お客さんをみていると今でも「無駄に」残っている人は一定数いるようにみえ、これが日本の生産性が低いといわれるゆえんなのかもしれません。
労働時間を決める要素
では、いったい全体どのような要素が労働時間を決めている要素になっているのでしょうか?大前提としてコンサルは「アウトプット主義」です。
どういうことかというと、お客さんや上司から評価をされるのであれば、その過程をどのように組み立てるかは自分次第です。例えば、お客さんとの会議が毎週火曜日に設定されている場合、毎週のゴールはお客さんとの会議が無事成功することです。会議のためにパワーポイントやエクセルでの資料作成やプレゼン準備を行うわけですが、準備ができなかれば永遠にやりましょう・準備が終わっていれば自由に過ごしてOK、ということなのです。
なので、上司やお客さんから急な要望がきて、明日までに対応!ということになれば徹夜をすることもそれなりにありますが、一方で準備が順調に進んで余裕があれば、15時退社ということも珍しくありません。飲み会があるから明日は18時に絶対退社する、でもその代わりに今日は遅くまで働いてここまで進めておこう、みたいな働き方を自分で考え、実行に移すことができる人にとっては働きやすい環境です。
また、アウトプット主義であるコンサルは働く場所も含めて自由がきく可能性がきわめて高い職業です。もちろん、お客さん先への常駐案件は例外ですが、基本的にはどこで・何時間・どうやって働こうと自由。あくまでもアウトプットが全てなのです。
結果として、コンサルの労働時間は本当に千差万別です。そして評価との相関性はあまりないです。(労働時間が長いから評価されることはない)
個人の実力(作業スピード等)、プロジェクトの難易度、上司の性格・進め方、お客さんとの関係性等々、様々な要素によって働く時間が決まってくるのです。
まとめ
コンサルの労働時間は千差万別。自分次第で長くも短くもなる世界なので、主体的に労働時間をコントロールできる人には向いています。
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