コンサルタントに求められる英語力についてはこちらの記事でも触れています。
実態としてそこまで英語力があるコンサルタントの割合は高くないので、海外キャリアフォーラムでは言語能力を意識した採用をしています。
今回の記事ではコンサル各ファームが参加する海外キャリアフォーラムでの新卒採用イベントについてまとめたいと思います。
海外キャリアフォーラムとは
1987年にボストンでスタートした海外キャリアフォーラムは、バイリンガル人材を求める企業が日本人の海外留学生や外国籍で日本語が使える学生等の採用を短期間で行うイベントです。コンサルファームだけの採用イベントではなく、商社、金融機関、メーカー等様々な企業が参加していることが特徴です。
当然、コンサルファーム各社も参加しており、毎年日本及び世界各地からコンサルタントがキャリアフォーラムだけのために時間をかけて採用活動をしています。キャリアフォーラムを主催している会社のURLはこちらですので、詳細を確認できます。
https://careerforum.net/ja/event/
特にボストンのキャリアフォーラムは規模が大きく、北米・場合によっては欧州や日本からも学生が集まり、数万人規模の採用活動が行われており街の一大イベントにもなっています。僕も2年に1度程度の割合でボストンのキャリアフォーラムに採用側として参加していますが、アメリカなのにリクルートスーツの学生たちが大挙する光景は壮観です・・・
コンサルの海外キャリアフォーラム採用と日本採用の違い
特に留学生の立場からすると、海外キャリアフォーラムで採用面接を受けるか、帰国後日本で採用面接に挑むか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。選考プロセスや求められる能力等、違いがいくつかあるので丁寧に説明していきますね。
| 海外キャリアフォーラム | 日本採用 | |
| 時期 | キャリアフォーラムの各開催日時参照 | 大学3年(大学院1年)秋~春 |
| 選考プロセス | 1~3日で1次~最終面接までを行う | 数週間~数か月かけて1次~最終面接までを行う |
| 言語能力 | バイリンガル必須 | 日本語:ビジネスレベル 他言語:問わない |
コンサルの海外キャリアフォーラムの選考プロセス
まず、海外キャリアフォーラムと日本採用では選考プロセスが大きく異なります。海外キャリアフォーラムは主催者が決めた日程にあわせて企業が参加する形なので、採用期間がキャリアフォーラム開催期間に限定されます。このため、2~3日間の中で採用面接をやり切り、オファーを出さなくてはなりません。かといって、選考プロセスを簡易化しているわけではないので、学生側・面接官側ともに大変なのですが、1次面接が受かれば2次、3次、最終面接へとどんどん進んでいくことになります。優秀な学生であれば他ファームの選考も同様に進むので、多い人だと2日間で10回以上の面接を受けるようなケースも発生します。
短期間で内定を得ることができるチャンスである一方、体力・精神的な負担も相当なものでしょう。
僕も面接官の立場で参加したことがありますが、時差ボケの中、朝の9時から夜の19時頃までひたすら面接を繰り返し、夜はオファーを出した内定者とディナーをするというなかなか体力的には厳しいイベントです汗
ファームによっては一部時間切れが発生した学生のみ、現地や日本で追加面接を行うケースもありますが、原則としてはキャリアフォーラム期間中に選考が完了すると思っておくとよいでしょう。
コンサルが海外キャリアフォーラムで採用する人材の要件
海外キャリアフォーラムで求める人材の要件は言語能力以外は国内採用と大きく変わることはありません。ただ、言語面は明確な違いがあるので注意が必要です。当然、海外キャリアフォーラムで採用するからにはバイリンガル人材であることは必須であるため、面接も日本語・英語を組み合わせて行います。
ファームにもよりますが、僕が面接していた時は学生の方の苦手な言語で面接をしていました。(どちらもNativeであれば意味はないですが)
なので、海外キャリアフォーラムでの採用を目指すのであれば自分の苦手な言語でのケース面接ができるようにしておいてください。
ただ、あくまでも言語は足切り要件でしかないので、コンサルタントとしての必要能力(下記記事参照)を磨いてくださいね。
まとめ
- 海外キャリアフォーラムは世界の主要都市で毎年行われているバイリンガル人材を対象とした採用イベント
- 数日間のイベント期間中にオファーを出すため、短期間にたくさんの面接を受ける
- 人材要件は言語能力を除いては国内新卒採用とほぼ同等
