コンサルティングファームの評価制度


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コンサルタントとして働いている人はできるだけ早く出世したい人も多いですよね。今回は、コンサルティング会社の評価制度がどのようになされているかについて解説していきたいと思います。

ランク毎に役割・期待値が定義されている

コンサルの会社ではランク毎に期待される役割が定義されています。

ランク 年次 期待値
アナリスト 1~2年目 (指示に従って)成果物作成・プレンができる
コンサルタント 2~4年目 特定の領域について、構想・資料作成・プレゼンを上位者のレビューを受けつつ主体的にリードできる
シニアコンサルタント 4~8年目 チーム、又は小規模プロジェクトであればプロジェクト全体をリードできる
マネジャー 7~12年目 案件獲得ができ、プロジェクトの提案・受注・デリバリーを責任者として一通りリードできる
シニアマネージャー 10~16年目 案件獲得の幅をマネージャー時代よりも更に増やすことができる
パートナー 15年目~ クライアント企業の経営層の相談役、業界全体に対して影響を与えることができる

基本的にはこのランク毎に期待されている力に対して、どの程度できているかで評価が決まります。アナリストランクの人が、コンサルタントレベルの仕事ができていれば、上位相当の仕事ができているとして評価されます。逆に、アナリストランクの期待値に達していなければ悪い評価、アナリスト相当の仕事ができているだけならば普通の評価といった感じです。実際には、それぞれのランク毎にもう少し細かい評価項目が設定されており、その評価項目毎に「期待以下」、「期待通り」、「期待以上」といった形で評価がなされ、その積み重ねで年間の評価が決まるイメージです。

  • コミュニケーション(対社内、対クライアント)
  • 成果物作成
  • 納期管理
  • 品質管理
  • 営業活動
  • 人材育成・採用

といった項目が評価項目です。

プロジェクト評価の積み重ねで年間評価が決まる

先ほど説明した評価の観点に従って評価はなされますが、基本的な流れはこのような形になっています。

所属するプロジェクト単位で、まずはプロジェクトのマネージャーが評価をします。プロジェクトで直接かかわっている上司が普段の働きをみた上で、評価を下すのです。基本的にはプロジェクトの終了時、長いプロジェクトの場合には最低3ヵ月~半年毎に評価をするのが一般的です。

それらのプロジェクト評価を足し合わせることで最終的には年間評価を下し、その結果がボーナス、昇給率、昇格等につながっていくのです。当然プロジェクトを複数こなしていれば、異なった評価がなされることもあるので、一年間全体のパフォーマンスとしてどうだったかを年間評価ではフィードバックされます。また、プロジェクト評価はマネージャー一人の評価で決まることも多いですが、ボーナス等に直結する年間評価は一人だけでは決まりません。基本的には部門のマネージャー以上が一同に集まり、喧々諤々議論を重ねて評価を決めます。可能な限り公平な視点で評価するためのシステムです。

やはり、コンサルの会社は人がすべてなので、人材育成にも力をいれる必要があるため、評価制度もきちんと定義されており、それなりの時間をかけているファームが多いのではないかと思います。

また、コンサルファームの場合、ランクがあがるにつれて評価結果によるボーナスや昇給・昇格スピード等が大幅に差がでてきます。例えばシニアコンサルタントのランクで会社によってはボーナスの額が評価次第で数十~数百万円の差がでます。事業会社ではありえないですよね。それだけ、評価されれば報われる世界であるのは確かです。

まとめ

  • コンサルファームはランク毎に求められる役割が細かく定義されている
  • 求められる役割を嚙み砕いて評価項目が設定されており、プロジェクト毎にまずはマネージャーが評価を行う
  • プロジェクト評価を総合的にまとめて、年間評価がくだされる
  • 年間評価の結果に応じて、ボーナス・昇給率・昇格等が決まる

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