コンサルファームの英語・海外案件


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今回の記事では、コンサルの海外案件事情について解説したいと思います。コンサルは世界中を忙しく飛び回って、色々なクライアントとディスカッションしているイメージでしょうか?実際のところどうなの、ということろについて切り込んでいきたいと思います。

英語を使う案件

頭の整理のために、海外案件という言い方ではなく、どういう目的・ケースにおいて英語を使うかをまずは書いてみます。

  1. ほぼ英語でプロジェクト遂行する案件
    1. 英語での成果物作成
    2. 英語での会議・プレゼンテーション
    3. クライアントの海外支社との英語を用いたディスカッション
  2. 基本的には日本語でプロジェクト遂行しつつ、スポット的に英語を使用する案件
    1. 海外のメンバーファームとのディスカッション
    2. 海外での現地調査(企業・消費者へのヒアリング等)
    3. 有識者へのインタビュー(電話含む)
  3. 基本的には日本語でプロジェクト遂行しつつ、文献・Web調査で英語を使用する案件
    1. 英語文献・Web資料の読み込み

ざっくりとはこんな形です。①はNativeに近い英語力が求められる一方、③レベルのプロジェクトであればコンサルに入るのであれば誰でもこなせる必要があります。会社にもよりますが、僕のイメージは①が10%程度、②が30%程度、残りが③になってくるかなと。英語ができる人は①~③どこでもやれる可能性がある一方、日本語Onlyの人は③以外は選択肢から消えてしまいます。

詳しくはこの記事でも解説しています。

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海外出張するプロジェクト事例

では、どのようなケースで実際に海外に出張してプロジェクトワークを行うのでしょうか?英語を使う案件で説明した①②が主なケースになるのですが、プロジェクトのカテゴリー、「戦略」、「業務」、「IT」によって事例が大きく異なります。プロジェクトの分類について「どういうこと?」という方はこの記事を見てくださいね。

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戦略案件における海外出張

例えばインド進出をサポートするようなプロジェクトの場合、進出の前段階として現地調査を行うことが一般的です。具体的にはインド現地にどのような競合企業いて、どのようなマーケットの可能性があって、どのようなニーズがありそうかを把握する必要があります。もちろん、文献・Web調査でもある程度カバーすることはできますが、そのような情報は鮮度が落ちていることが多いので、やっぱり生の声をきく必要性があるのです。

なので、現地企業にヒアリングしたり、工場や市場を視察したりと海外現地に赴くようなタスクが発生します。3か月の戦略案件だとすると、1~2週間程度を現地調査に充てるケースが一般的でしょうか。

また、プロジェクトは基本的に日本本社の担当者と進めるのですが、時にクライアントの現地担当者との調整・ディスカッションが必要になったりもします。僕が参画していたプロジェクトにおいても、クライアントの日本側担当者と現地側担当者を繋ぐ役割として、コンサルを活用しているケースがありました。
(残念ながら、日本企業の上層部も英語を使いこなせる人は多くありません)
その場合においても電話ベースでディスカッションしつつ、大事なことは現地出張をして対面で話すといったケースが発生します。

業務・IT案件における海外出張

業務・IT案件においては海外出張の王道パターンがあります。例えば、IT導入に伴う業務効率化プロジェクトを、グローバル企業の日本本社に対して行ったとします。プロジェクトがうまくいくと、当然ながら本社の業務が効率化され、例えば決算の早期化だったり、残業代の削減だったりという効果が可視化されてきます。

そうなると欲がでてくるのがライアント然りコンサル会社です。本社でうまくいったプロジェクトをクライアントの海外支社に横展開してしまおうというのです。当然、グローバル会社の場合、海外支社に横展開することによる効果は大きく、かつ日本本社に対するプロジェクトである程度のノウハウを確立しているので、それを活かした上でプロジェクトを実施します。

こうして、日本本社に対して行ったIT導入・業務改革を同様の形でクライアントの海外支社に対して行っていくので、数週間~数か月単位で国を変えて出張し続けるようなプロジェクトが発生します。僕も新卒で入ったIT系のコンサル会社でそうした経験をしていました。

まとめ

  • コンサルにおいて英語を日常的に使う案件は30~40%程度
  • 海外出張のパターンは戦略案件だと、現地調査や現地法人とのディスカッションが多い
  • 業務・IT案件だと、本社に対して行った業務変革・IT導入プロジェクトの海外支社への横展開が王道

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